元警察官におすすめの転職エージェント!失敗しない選び方を解説

元警察官の転職は厳しい?成功の秘訣とおすすめ職種を実体験で解説

元警察官 転職
K
寄り道キャリアデザインの編集者
寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と多くの職を転々としてきました。キャリアの「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

こんにちは。寄り道キャリアデザインの運営者です。私は大学卒業後、幼い頃からの正義感と憧れを胸に、意気揚々と警察官になりました。

しかし、待ち受けていたのは理想とはかけ離れた過酷な現実でした。

終わりのない長時間労働、閉鎖的な人間関係、そして何より「自分の人生が組織に完全に管理されている」という窒息感。3年ほど勤務しましたが、ある日の明け方、パトカーの中から昇る朝日を見たときに「このままここで一生を終えるのは嫌だ」と強烈に思い、退職を決意しました。

その後、私は逃げるように警察を辞め、ご縁があった障がい福祉施設で「施設長代理」として働き始めました。

そこで社会人の基礎を学びながら、独学でHP制作やポータルサイト運営のスキルを身につけ、それを武器に全く未経験だった「外資系スポーツメディア企業」に転職をしました。英語も喋れませんでしたが、行動力と戦略だけでここまで来ました。

「警察官しか知らない自分が、民間企業で通用するのか」「スキルなんて何もない」という不安は、痛いほどよくわかります。

かつての私も、Google検索で「警察官 転職」と検索しては、ネガティブな情報に怯えていました。しかし、断言します。警察官として培った経験は、翻訳の仕方さえ間違えなければ、民間企業でも強力な武器になります。

この記事では、私がハローワークやリクルートエージェントなど、多くの人に相談しながら泥臭くキャリアを切り拓いてきた経験、そして福祉業界を経てIT業界へ飛び込んだ具体的なステップをもとに、元警察官の転職のリアルと成功戦略を、どこよりも詳しく、熱量を持ってお伝えします。

当記事のポイント
  • 元警察官が転職を決意する構造的な理由と、現場で感じる「絶望」の正体
  • 警察官のキャリアが民間企業でどう評価され、どの程度通用するのか
  • 転職による年収の変化や、事前に知っておくべきリスク対策
  • 福祉職やIT職など、元警察官の強みを活かせる具体的な職種とキャリアパス
  • 成功率を高めるエージェント活用法と、職務経歴書の作成テクニック
目次

元警察官の転職が厳しい理由と現実

元警察官の転職が厳しい理由と現実
元警察官の転職が厳しい理由と現実

「元警察官の転職は厳しい」とよく言われますが、これは半分正解で半分間違いです。

私たちが警察学校や現場で叩き込まれた常識は、民間企業では通用しないことも多いですが、それが全てマイナスになるわけではありません。

ここでは、なぜ私たちが辞めたくなるのか、そして実際に外の世界に出た時にぶつかる壁について、私の実体験を交えて赤裸々に解説します。

激務で元警察官が転職を決意する理由

退職を決意させる構造的な理由
退職を決意させる構造的な理由
退職を決意させる主な要因まとめ
  • 24時間365日の即応体制: プライベートがいつ侵害されるかわからないという、終わりのない拘束感。
  • 事後処理の重圧: 現場活動以上に時間を要する、膨大かつ緻密な書類作成業務による長時間労働。
  • 絶対服従の階級社会: 意見を言うことが許されず、上意下達が徹底された硬直的な組織文化。
  • 精神的ストレス: 悲惨な現場への臨場や、市民からの罵倒に日常的に晒される環境。

警察官を辞めたいと思う理由は人それぞれですが、多くの同僚や私自身が感じていたのは、やはりワークライフバランスの崩壊と特殊な組織文化でした。

これは個人の甘えではなく、組織の構造的な問題が大きく関係しています。

まず、勤務体系が過酷すぎます。

交番勤務などの交替制勤務では、表向きは非番や週休が設定されていますが、これらが完全に休息に充てられることは稀です。

私が現職だった頃、最も辛かったのは「呼び出しの常態化」でした。

ある日、久しぶりの休日に友人と映画を見に行こうとしていた矢先、管内で強盗傷害事件が発生しました。スマホが鳴った瞬間、すべてのプライベートな予定は吹き飛び、即座に署へ向かわなければなりませんでした。「遊びに行く」という約束をしていても、それをドタキャンしなければならない罪悪感。

そして、いつ呼び出されるかわからないという心理的な拘束感は、想像以上に精神を削ります。

常に頭の片隅で着信音を警戒し、遠出もできず、お酒も心から楽しめない。そんな日々が続くと、何のために働いているのか、自分が誰なのかわからなくなってしまいます。

さらに、目に見えない長時間労働も深刻です。

警察の仕事は、現場で犯人を捕まえたり、パトロールをしたりするだけではありません。むしろ、その後の「事後処理」こそが本番と言っても過言ではありません。

一つの事案が終わると、膨大な量の捜査書類、報告書、実況見分調書、供述調書の作成が待ち受けています。

これらの書類は将来的に裁判の証拠となる可能性があるため、一字一句の誤りも許されない極めて高い精緻さが求められます。「てにをは」一つ間違えただけで、上司から書類を突き返され、怒号が飛ぶこともありました。

勤務時間が終了した後も数時間、時には深夜に及ぶ残業が当たり前のように行われ、睡眠時間を削って職務にあたることが「美徳」、あるいは「不可避」とされる風潮が根強く残っています。

そして、閉鎖的な人間関係も大きなストレス要因です。警察組織は「階級」がすべてです。上司の命令は絶対であり、たとえそれが理不尽なものであっても、反論することは許されません。

また、警察学校時代から同じ釜の飯を食い、卒業後も独身寮や官舎で生活を共にすることが多いため、職場と私生活の境界が極めて曖昧です。休日でも先輩に会えば挨拶をしなければなりませんし、噂話もすぐに広まります。

この「ムラ社会」的な息苦しさに耐えられず、メンタルを病んでしまう若手も少なくありません。

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当時を振り返ると私の警察組織に対する認識の甘さと、仕事が遅い能力不足はあったと思います。

民間企業への転職は厳しいのか

結論から言うと、警察官から民間企業への転職は、最初は「カルチャーショック」の連続で厳しいと感じることが多いです。

ただ、それは仕事が見つからないという意味ではなく、これまで信じてきた正義や常識が通用しない世界に適応するのが大変という意味合いが強いです。私が実際に経験したギャップを詳しく解説します。

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比較項目警察組織の常識民間企業の常識
最優先事項治安維持・法令遵守
コスト度外視で犯人を捕まえることが正義。赤字という概念がない。
利益追求・効率化
全ての行動は利益に繋がるかどうかが判断基準。コスト意識が命。
対人関係市民・被疑者
指導する立場、取り締まる立場。高圧的にならざるを得ない場面も多い。
顧客(クライアント)
サービスを提供する相手。相手の満足度を高めることが求められる。
時間の感覚24時間対応が前提
終わるまで帰れない。残業代が出なくても働くのが使命。
労働時間管理が厳格
定時内で成果を出す人が優秀。無駄な残業は能力不足と見なされる。
評価基準減点方式
ミスをしないことが最重要。前例踏襲が好まれる。
加点方式
新しいチャレンジや改善提案が評価される。失敗からも学ぶ姿勢。

私が最初に転職した障がい福祉施設でも、このギャップに苦しみました。

警察時代は「困っている人がいれば、時間をかけてでも話を聞く」のが正解でしたが、民間施設では「限られた人員と時間の中で、効率的に支援を行い、施設の稼働率を上げる」という視点も必要です。

最初は「利益の話ばかりして冷たい」と感じてしまいましたが、利益が出なければスタッフの給料も払えず、結果として利用者様を守れないという現実を学びました。

この公務員マインドからビジネスマンとしての思考の転換ができるかどうかが、最初の大きなハードルとなります。

また、基本的なビジネスマナーやPCスキルの不足も痛感するポイントです。

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一番苦しんだのはPCスキル。タイピングは少し早かったのですが、Excelの関数やプレゼン作成が学生レベルでした。

元警察官の転職における年収の変化

年収のリアルと生涯賃金の視点
年収のリアルと生涯賃金の視点

転職を考える上で最もシビアで、避けては通れないのがお金の話です。正直に申し上げますが、未経験で民間企業に転職する場合、初年度の年収は下がる覚悟が必要です。

警察官の給料は、一般の公務員が適用される「行政職俸給表」ではなく、より水準の高い「公安職俸給表」に基づいて支給されています。

これは職務の危険性や特殊性を考慮したもので、一般行政職よりも約12%程度高く設定されています。さらに、夜間手当、休日手当、特殊勤務手当などが加算されるため、20代や30代の若手のうちから、同年代の民間企業の平均年収を100万円〜200万円近く上回っているケースも珍しくありません。

実際に私も、警察官から福祉施設へ転職した際は、年収がガクンと下がりました。

警察時代はボーナスも満額出ていましたが、転職初年度は寸志程度。「これが民間の現実か」と愕然としたのを覚えています。住宅ローンや車のローンを抱えている方は、特に慎重なシミュレーションが必要です。

しかし、ここで重要なのは「生涯賃金」と「稼ぐ力」という視点です。

警察官の給料は安定していますが、年功序列で昇給幅はある程度決まっています。一方、民間企業はスキルと成果次第で収入を大きく伸ばせる可能性があります。

私の場合、福祉施設で働きながら「このままでは給料が上がらない」と危機感を持ち、副業としてWeb制作の勉強を始めました。

最初は月数千円の稼ぎでしたが、徐々にスキルを上げ、最終的にはそのポートフォリオ(実績)を評価されて外資系IT企業へ転職し、警察時代と同等以上の年収を取り戻すことができました。

目先の年収ダウンは「新しい自由な人生を手に入れるための授業料」と割り切れるか。そして、そこから這い上がる覚悟があるか。この価値観を明確にしておくことが、後悔しない転職の鍵です。

年収ダウンへの具体的対策

固定費の見直しは必須です。

また、住民税は「前年の所得」に対して課税されるため、警察官時代の高い給料に基づいた高額な住民税の請求が、転職後の給料が下がったタイミングで来ます。この「住民税の時差攻撃」に備えて、退職金の一部を確保しておくことを強くお勧めします。

辞めて後悔しないための事前準備

注意!警察官には雇用保険がありません
注意!警察官には雇用保険がありません

「もう限界だ!明日辞表を出してやる!」と勢いで行動するのは絶対に避けてください。

私が相談したエージェントの方も口を酸っぱくして言っていましたが、警察官には失業保険(雇用保険)が出ないという、民間出身者が聞いたら驚くような致命的な落とし穴があります。

私たち公務員は雇用保険の適用除外となっているため、毎月の給与から雇用保険料が引かれていません。

その代わりとして退職手当が失業給付の役割を兼ねているとされています。

しかし、勤続年数が短い若手の自己都合退職では、退職金は微々たるものです。

場合によっては数十万円程度にしかなりません。

つまり、次を決めずに辞めると、失業給付も退職金もほとんどないまま、完全な無収入期間に突入することになります。これは貯蓄が十分でない場合、即座に生活破綻を意味します。

退職交渉のリアル

警察組織は退職者を極端に嫌います。直属の上司に伝えてから、承認されるまでに数ヶ月かかることもザラです。

「家庭の事情」や「どうしてもやりたいことがある」など、組織批判にならない、かつ揺るがない理由を用意しておきましょう。私の場合は「一度きりの人生、別の世界を見てみたい」と正直に、しかし頑固に伝え続けました。

20代の元警察官が転職で有利な点

企業が欲しがる「金の卵」
企業が欲しがる「金の卵」

もしあなたが20代なら、転職市場での価値はかなり高いと自信を持ってください。いわゆる「第二新卒」枠として、ポテンシャル採用を十分に狙えるからです。

企業側から見ると、元警察官の20代は「金の卵」です。なぜなら、「警察学校という日本で最も厳しい研修環境を卒業している」=「最低限の根性、礼儀作法、上下関係の理解、ストレス耐性が身についている」という強力な証明書を持っているようなものだからです。

一般的な新卒社員に教えなければならない「挨拶をする」「時間を守る」「報告連絡相談をする」といった社会人の基礎中の基礎が、既にハイレベルで完成されていると期待されます。

さらに、採用時の厳格な身辺調査をクリアしているという点も、企業にとっては大きな安心材料です。

反社会的勢力との関わりがないこと、犯罪歴がないことが国によって保証されているようなものですから、コンプライアンスを重視する企業ほど、元警察官の経歴を評価してくれます。

また、20代であれば色に染まっていないという柔軟性も評価されます。

30代、40代と年齢を重ねるごとに、警察特有の思考癖や頑固さが抜けにくくなりますが、20代ならまだ民間の文化に馴染む素地が十分にあると判断されます。

「未経験ですが、体力と学ぶ意欲だけは誰にも負けません!」というアピールが、言葉だけでなく経歴としての裏付けを持って響くのは、元警察官ならではの特権です。

私は最終的にはIT業界へ進みましたが、面接官からは「警察で3年頑張れたなら、うちの仕事のプレッシャーなんて楽勝だよ」と笑って言われたこともありました。

元警察官が転職を成功させる秘訣

警察経験をビジネス言語へ変換
警察経験をビジネス言語へ変換

では、具体的にどう動けば転職を成功させられるのでしょうか。

ただやみくもに応募するのではなく、私たちの強みが最大限に活きる場所を選び、警察用語をビジネス用語に適切に「翻訳」してアピールすることが重要です。

私が実際に試行錯誤し、効果的だった方法をお伝えします。

元警察官におすすめの転職先と職種

元警察官におすすめの転職先と職種
元警察官におすすめの転職先と職種

警察官の経験を活かしつつ、民間でも活躍しやすい職種について、私のリサーチと実体験に基づいたおすすめリストを作成しました。それぞれに「なぜ元警察官に向いているのか」の理由があります。

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職種おすすめの理由と特徴活かせるスキル
警備・セキュリティ最も親和性が高い業界。現場だけでなく、警備計画の策定や指導者としての需要が高い。大手や外資系のセキュリティマネージャーは高待遇も狙える。警備実施経験、武道、危機管理能力
営業職体力と精神力が武器になる。成果次第で警察時代以上の年収が可能。特に不動産や保険など信頼が重要な商材に向いている。度胸、交渉力、信頼獲得力
物流・ドライバーEC市場拡大で需要が高い。緊急走行経験による安全運転意識が評価される。役員運転手などは身元の確かさが重宝される。運転技術、地理感、守秘義務
ITエンジニア
Web業界
私が最終的に進んだ道。未経験からでもスキルを身につければ参入可能。論理的思考、継続力、情報収集能力
福祉・介護職私が最初に選んだ道。対人援助の精神が活きる。社会貢献性が高く、「市民を守る」から「利用者を守る」へのマインドセット移行がスムーズ。奉仕の精神、体力、観察力

私は最初に福祉施設を選びましたが、これが私のキャリアの大きな転換点となりました。

福祉の現場は「人」対「人」の仕事であり、警察官時代に培った「相手の様子を観察する力」や「突発的なトラブルへの対応力」がそのまま活かせたのです。

そして、この現場で働きながら「もっと効率的に情報を発信したい」「施設の魅力を伝えたい」と考え、独学でWeb制作を学び始めました。

最初は施設のホームページをリニューアルすることから始め、徐々に地域のポータルサイトを作るなど、実績を積み上げていきました。

このように、まずは自分が馴染めそうな業界で社会人経験を積み、そこで「副次的なスキル」を身につけて、さらに次のステップへ進むという「わらしべ長者」的なキャリア戦略も大いにありです。

面接で評価される元警察官の強み

企業が評価する元警察官のスキル
  • 圧倒的なストレス耐性: 理不尽なクレーム、長時間労働、プレッシャーのかかる場面でも逃げ出さないタフさ。これは最近の若手には少ない希少価値です。
  • 誠実さと規律: 嘘をつかない、時間を守る、報告を怠らないという「当たり前」の基準が非常に高いこと。
  • 組織適応力: チームで動くことの重要性、上司の意図を汲み取る力、フォロワーシップを体得している点。

面接では、謙遜しすぎずに警察で培った人間力をアピールしましょう。ただし、専門用語は禁物です。

被疑者を確保しました、検挙率を上げましたと言っても、面接官にはその凄さが伝わりにくいどころか、「怖い人」という印象を与えかねません。

重要なのはビジネスでの再現性を示すことです。

例えば、「職務質問で検挙しました」という実績をアピールする場合、「違和感を感じた車に声をかけ、粘り強く質問をして覚醒剤を発見しました」と言うよりも、「わずかな変化を見逃さない観察力と、相手の心理状況に合わせて対話を行う交渉力があります。初対面の相手とも信頼関係を築き、潜在的な課題(本音)を引き出すコミュニケーションには自信があります」と伝えた方が、営業やマネジメントで活躍できるイメージが湧きます。

事務処理能力などのスキル活用法

意外と知られていない、そして自分自身でも過小評価しがちなのが、警察官の事務処理能力の高さです。現場の警察官は肉体労働だと思われがちですが、実際はデスクワークのプロフェッショナルでもあります。

逮捕手続き書類、実況見分調書、供述調書、捜査報告書など、私たちが日常的に作成していた書類は、一字一句の間違いも許されず、論理的な整合性が求められる公文書です。

しかも、48時間送致などの厳しい法的期限(タイムリミット)の中でこれらを完成させる必要があります。\

事実を正確に把握し、論理的に構成し、他者が読んで理解できる文章に落とし込み、期限内に提出する」。この一連のプロセスを息をするように行っていた経験は、民間企業の事務職、法務、総務、あるいはプロジェクト管理の業務でも十分にアピール材料になります。

私は福祉施設で働き始めた時、行政に提出する助成金の申請書類や、事故報告書の作成を任されました。

他のスタッフが苦戦する中、私は警察時代の経験を活かして、抜け漏れのない完璧な書類をスピーディーに作成することができ、そこで一気に信頼を勝ち取ることができました。

「警察の書類に比べれば、民間の書類なんて簡単だ」と思える日が必ず来ます。

ただし、PC操作(Word、Excel、PowerPoint)だけは慣れておく必要があります。

警察のシステムは独自仕様が多いので、民間の標準的なソフトの操作には戸惑うかもしれません。

在職中に少しだけExcelを触っておくか、MOSやITパスポートなどの資格を取っておくと、「警察官=パソコンが使えない」という偏見を払拭できるのでおすすめです。

成功の鍵は転職エージェントの活用

成功の鍵は転職エージェントの活用
成功の鍵は転職エージェントの活用

私の転職活動を振り返って、一番やってよかったと思うのは、複数の転職エージェントに相談したことです。

最初は「ハローワークだけでなんとかなるだろう」と思っていましたが、ハローワークの求人は地元の小規模な企業や、給与水準が低いものが多く、自分が希望するようなキャリアアップに繋がる仕事はなかなか見つかりませんでした。

そこで、リクルートエージェントやマイナビエージェント、doda、そして地元の優良企業に強い地域特化型のエージェントなど、手当たり次第に登録しました。

エージェントを使う最大のメリットは、「自分の市場価値を客観的に教えてもらえる」ことです。

自分一人では「自分には警備員の仕事しかない」「元警察官なんて誰も雇ってくれない」と思い込んでしまいがちですが、プロのキャリアアドバイザーは違います。

「〇〇さんのその経験なら、この企業の営業職で即戦力ですよ」「管理部門の危機管理担当として需要がありますよ」と、自分では絶対に思いつかないような提案をしてくれます。

また、職務経歴書の書き方も徹底的に添削してくれます。

警察用語だらけの私の経歴書を、ビジネスマンが読んで理解できる言葉に翻訳してくれたのは彼らでした。

そして何より、面接での「なぜ警察を辞めるのか?」というネガティブになりがちな質問への、ポジティブで納得感のある回答パターンを一緒に考えてくれたのが心強かったです。

エージェント活用のコツ

エージェントは担当者との相性が全てです。「元警察官」という経歴に対して偏見を持つ担当者もいれば、可能性を信じてくれる担当者もいます。1社だけでなく2〜3社登録して、一番親身になって話を聞いてくれる担当者と一緒に進めるのが成功のコツです。合わないと思ったら担当者を変更してもらうのも遠慮はいりません。

元警察官の転職はプロへの相談が道

新しい自由な人生へ
新しい自由な人生へ

最後に伝えたいのは、警察官からの転職は、決して逃げでもドロップアウトでもないということです。

今の環境に違和感を感じ、心身をすり減らしているなら、それは新しいキャリアへの第一歩を踏み出すサインかもしれません。

私は警察官を辞めて福祉の道へ進み、そこで社会人の基礎を学び、さらにITの世界へ飛び込みました。英語力も特別な才能もありませんでしたが、「現状を変えたい」という思いと、少しずつの行動の積み重ねだけでここまで来ました。

警察官として働いた日々、あの理不尽なまでの厳しさや、極限状態で市民のために尽くした経験は、形を変えて必ず次のステージで輝く礎となります。

私自身、今でも仕事で困難に直面した時、「あの時の警察学校の訓練に比べれば大したことない」と思える強さが自分を支えてくれています。

一人で部屋に閉じこもって悩んでいても、警察組織の中の狭い常識しか見えてきません。

まずは転職エージェントなどのプロに相談して、自分の市場価値を客観的に教えてもらうことから始めてみてはいかがでしょうか。そこから、必ず新しい道が見えてくるはずです。あなたの第二の人生が、警察時代よりも自由で、充実したものになることを心から応援しています。

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この記事を書いた人

寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と転職回数5回と多くの職を転々としてきました。転職のときの私の「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

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