こんにちは。寄り道キャリアデザインの運営者です。
私は以前、警察官として勤務していましたが、現在はその経験を活かしてブログ運営やWebサイトの制作に携わっています。
私のプロフィールでもお話ししている通り、一度は公務員の安定した道を選びましたが、今は多様なキャリアの形を模索する人を応援する立場で発信を続けています。
最近、警察官になるには女子としてどのような準備が必要なのか、また入庁後にどのような現実に直面するのかという相談を受ける機会が増えました。
倍率の高さや体力検査への不安、警察学校での厳しい生活、および結婚や育休復帰後の働き方など、女性ならではの悩みは尽きないですよね。
元警察官としての実体験をもとに、皆さんの不安を解消できるような情報を詳しくお届けします。
K元警察官としての実体験をもとに、皆さんの不安を解消できるような情報を詳しくお届けします。
- 最新の採用動向と警視庁による身体要件撤廃がもたらす変化
- 大卒・高卒区分別の倍率と合格に向けた具体的な勉強スケジュール
- 女子が最も苦戦する腕立て伏せなどの体力検査を突破するトレーニング
- 元警察官が語る結婚や出産後の福利厚生とキャリアパスの真実
警察官になるには女子が挑むべき試験の全貌


警察官という職業は、社会の安全を守るという崇高な使命感が必要なだけでなく、試験そのものも非常に多角的な評価が行われます。
筆記、身体、体力、そして何よりも人間性を見る面接。これら全てを高いレベルでクリアしなければなりません。
特に女性の採用は、かつては補助的な役割が多かったものの、現在は組織の中核を担う戦力として、その門戸が大きく開かれています。
大卒と高卒での難易度や倍率の傾向
試験は大きく分けて、大学卒業程度のⅠ類(A区分)と、高校・短大卒業程度のⅢ類(B区分)に区分されています。
警察官になるには女子がまず直面する壁が、この学歴区分による採用枠の差です。
一般的に大卒区分は募集人数が多いですが、受験者の学力レベルも高いため、しっかりとした準備が欠かせません。
一方で、高卒区分は募集人数が若干名となっている自治体が多く、倍率が10倍近くまで跳ね上がることも珍しくありません。
高卒で早めに現場に出るメリットもありますが、給与面や昇任スピードにおける差も無視できないポイントです。
詳しくは、警察官に高卒でなるデメリットは?給与格差や出世の壁、転職の現実を解説した記事で詳しく触れていますので、自分の将来のビジョンと照らし合わせて選んでみてください。
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地方県警と警視庁の倍率格差
警視庁や大阪府警などの大規模な警察本部では、女性の採用人数が100名を超えることもあり、倍率は4倍から6倍程度で安定していることが多いです。
しかし、地方の県警では女性の採用が数名に留まるため、非常に高い難易度になることがあります。そのため、第一志望の県警だけでなく、試験日の重ならない他県や警視庁を併願する受験生も多いのが現状です。
2025年からの身長や体重制限の撤廃
これまで多くの女子志願者が涙を呑んできたのが身長や体重の身体制限でした。
しかし、大きな歴史的転換が訪れました。警視庁は2025年度(令和7年度)から、身長および体重の基準を完全に撤廃することを決定したのです。
出典:https://www.saiyou.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/saiyou/R50120_gian59
これまでは154cm以上といった基準がありましたが、これがなくなることで、体格に関わらず熱意のある人が挑戦できるようになりました。
この流れは他の道府県警にも波及すると考えられます。サイバー犯罪への対応や被害者支援など、身体的な力強さだけではない専門能力が求められる時代になった証拠でもあります。
小柄だからと諦めていた人にとって、今は千載一遇のチャンスと言えるでしょう。
ただし、視力や色覚、持病の有無などについては引き続き厳しいチェックがありますので、募集要項をしっかり読み込んでおくことが大切です。
筆記試験や論文で高得点を狙う対策
第1次試験の中心は教養試験です。
五肢択一式のマークシート形式で、数的処理や判断推理といった知能分野と、社会科学、自然科学などの知識分野から出題されます。
女子受験生の中には数学的な問題に苦手意識を持つ方も多いですが、ここでの得点が合否を大きく左右します。
- 配点の高い数的処理と判断推理を毎日3問は解く習慣をつける。
- 知識分野は過去問を繰り返し解き、出題頻度の高い歴史や政治を重点的に暗記する。
- 最新の時事問題は新聞やニュースアプリで毎日チェックする。
論文試験では、警察官としての倫理観や問題解決能力が問われます。
例えば、高齢者を詐欺から守るための対策や、SNSを通じた犯罪への警鐘など、具体的なテーマが出題されます。
論理的な構成を保ちつつ、自分の言葉で正義感を表現できるよう、週に一度は実際に文字を書いて練習することをおすすめします。
体力検査の種目別基準と腕立てのコツ
体力検査は、女子にとって最もプレッシャーがかかるセクションかもしれません。警察官は犯人制圧や長時間のパトロールを行うため、基礎的な筋力と持久力は必須です。
多くの本部で実施されるのが、腕立て伏せ、上体起こし、反復横跳び、1500m走などです。
特に腕立て伏せは、フォームが厳しくチェックされます。警視庁などでは膝をつかない状態での実施が求められ、回数だけでなく、肘がしっかり伸びているか、腰が落ちていないかが重要です。
最初は1回もできないという方も多いですが、膝をついた状態から始め、徐々に負荷を上げることで確実に回数は伸びていきます。毎日少しずつでも自分を追い込む経験が、本番での自信に繋がります。
握力や反復横跳びの足切りを避ける練習
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体力検査には足切りが存在します。どれか一つの種目でも基準を下回ると、他がどんなに優秀でも不合格になる厳しい世界です。
特に女子で落とし穴になりやすいのが握力です。左右平均で20kg以上が一般的な目安ですが、緊張で本来の力が出せないこともあるため、日頃からハンドグリッパーなどで前腕を鍛えておく必要があります。
試験会場となる体育館の床は想像以上に滑りやすいことがあります。
反復横跳びでベストを出すためには、グリップ力の高いシューズを新調し、履き慣らしておくといった細かい準備が勝敗を分けます。
また、1500m走などの持久走では、自分のペースを乱さないためのシミュレーションが不可欠です。
もし自分が運動が苦手だと感じているなら、試験の半年前からトレーニングを開始してください。
警察の仕事は想像以上に体力を消耗します。試験をパスするためだけでなく、入庁後の自分を守るためにも、強固な体を作っておくことが自分自身の助けになります。



今、体力作りをしないと警察学校のときに耐えられないぞ
警察官になるには女子の仕事内容と将来性


厳しい試験を突破した先に待っているのは、やりがいに満ちた、しかし非常に責任の重い日々です。
かつて私が警察官として現場に立っていた頃、女性だからこそできる仕事の多さに驚いた記憶があります。ここからは、入庁後のリアルな生活やキャリア形成について、私の視点からお伝えしていきます。
面接で評価される髪型と身だしなみ


面接では、あなたが警察官という規律正しい組織に適応できるかが見られています。
第一印象を決めるのは、何よりも身だしなみです。
髪型は、前髪をすっきりと分け、お辞儀をした時に顔にかからないように整えるのが鉄則です。長い髪は耳より低い位置で一つにまとめ、黒のヘアゴムやネットを使うと誠実な印象になります。
茶髪やパーマについては、組織内でも非常に厳しい目で見られるのが現実です。
特に警察学校に入校する際は、厳格なルールが存在します。
警察官はパーマOK?面接や警察学校での髪型ルールを元警察官が解説の記事でも紹介していますが、まずは組織のカラーに合わせる姿勢を示すことが合格への近道です。
派手なメイクやネイルは避け、健康的で意志の強さを感じさせるナチュラルな装いを心がけましょう。
面接官がチェックしているポイント
面接官は、あなたの言葉だけでなく、座っている姿勢や受け答えのトーン、さらには視線の配り方まで細かく見ています。
警察官は市民と接する仕事ですから、相手に安心感を与えつつ、毅然とした態度を取れるかが問われます。
想定質問への答えを暗記するだけでなく、どんな質問に対しても落ち着いて自分の考えを話せるよう、模擬面接を繰り返して場に慣れておくことが重要です。
警察学校での厳しい訓練と寮生活の実態
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採用後は、全寮制の警察学校での生活が始まります。
ここは、一般人をプロの警察官へと変えるための場所です。
朝は早朝のランニングから始まり、午前・午後は法学の授業や逮捕術、柔道・剣道といった術科訓練、および夜は自習や清掃。自由時間はほとんどなく、常に同期との集団行動が求められます。
女子寮での生活もまた、規律に縛られたものです。
しかし、同じ目標に向かって苦楽を共にする同期との絆は、何物にも代えがたい財産になります。
私が今でも忘れられないのは、厳しい訓練で心が折れそうになった時、隣で励ましてくれた仲間の存在です。
警察学校は単に知識を学ぶ場所ではなく、警察官としての根性と協調性を養う場所なのです。ここを卒業する頃には、あなたは自分でも驚くほど精神的にタフになっているはずです。
結婚や出産後の育休制度と復帰率


女性にとって、結婚や出産はキャリアを継続する上での大きな関心事ですよね。
警察組織は、地方公務員の中でも特に福利厚生が手厚く、育児との両立を支援する制度が非常に整っています。産前産後休暇はもちろん、最長で子供が3歳になるまでの育児休業が取得可能です。
- 育児短時間勤務:小学校入学前までの子供がいる場合、勤務時間を短縮できます。
- 深夜勤務の制限:育児や介護を行う職員に対し、深夜の当番勤務を免除する制度があります。
- 復帰後の配置配慮:育休から復帰した際は、土日休みの部署や定時で帰れる内勤への配置を希望しやすくなっています。
実際に、私の周りでも育休を経て現場に復帰し、ママさん警察官として活躍している女性がたくさんいました。
最近では男性警察官の育休取得も推奨されており、組織全体で家族を大切にする風土が根付きつつあります。安定した給与と手厚い保障があるからこそ、安心してライフイベントを迎えることができるのです。
白バイ隊員や刑事など活躍できる職種
かつて女性警察官の仕事といえば、交通整理や少年係が中心でしたが、現在は全ての部署で女性が主役として活躍しています。
凶悪犯罪を追う刑事警察、性犯罪の被害者に寄り添う生活安全警察、そして華やかな白バイ隊や要人警護のSPなど、その活躍の場は多岐にわたります。
特に女性にしかできない役割というものが現場には必ずあります。
女性の被疑者の身体捜検や、女性被害者からの事情聴取など、現場では女性警察官の存在が常に求められています。
また、昇任試験は男女平等に行われるため、実力さえあれば警部や警視といった管理職のポストに就くことも十分に可能です。
キャリアデザインという視点
私は警察官からWebの世界へ転職しましたが、それは警察官という仕事が嫌になったからではありません。
警察官として培った責任感や、人との接し方、そして困難に立ち向かう精神力は、今の私のキャリアを支える大きな柱となっています。
あなたがもし警察官としての道を選び、いつか別の景色が見たくなったとしても、その経験は決して無駄にはなりません。
まずは一人の女性として、警察というフィールドで全力を尽くす経験は、あなたの人生をより輝かせてくれるでしょう。
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警察官になるには女子が合格を掴むまとめ
この記事では、警察官になるには女子が知っておくべき試験の全容から、入庁後のキャリア、および家庭との両立について詳しくお話ししてきました。
警察官への道は、決して楽なものではありません。
勉強やトレーニングに励む日々は孤独で、不安になることもあるでしょう。しかし、その先にあるのは、困っている人を助け、社会の役に立っているという確かな実感です。
2025年からの身体要件の撤廃など、時代は確実に女性警察官の味方をしています。
あなたが持つ繊細な視点、粘り強さ、そして正義感は、これからの警察組織に欠かせないものです。自分の可能性を信じて、一歩ずつ前に進んでください。
警察官としての経験は、その後の人生において何物にも代えがたい誇りとなります。皆さんが夢を叶え、制服に身を包んで活躍する日を楽しみにしています!
記載している倍率や試験区分、身体要件などの情報は、一般的な目安として提示しています。
採用試験の内容や制度は、各自治体や年度によって頻繁に変更されることがあります。
最新かつ正確な情報を得るために、必ず志望する各都道府県警察の公式採用ホームページや最新の受験案内を確認するようにしてください。また、体力検査のトレーニングなどを行う際は、無理のない範囲で怪我に十分注意してくださいね。








