元警察官におすすめの転職エージェント!失敗しない選び方を解説

警察学校の入校式に家族で参列!元警察官が教える服装マナーと覚悟

警察学校 入校式 家族
K
寄り道キャリアデザインの編集者
寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と多くの職を転々としてきました。キャリアの「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

こんにちは。寄り道キャリアデザインの運営者です。

お子様が警察学校への入校を控え、ご家族の皆様も期待と不安が入り混じった複雑な心境でお過ごしのこととお察しします。

公務員試験という狭き門を突破し、いよいよ警察官としての第一歩を踏み出す入校式は、ご家族にとっても一生の思い出に残る大切なハレの日です。

しかし、警察という組織は一般社会とは異なる独自のルールや厳格な規律が存在するため、どのような準備をすべきか迷ってしまう方も多いはずです。

私は警察官として3年間主に地域警察官として現場を経験してきました。

その経験から言えるのは、入校式は単なるイベントではなく、国民の生命を守る責任を負うための重要な通過儀礼であるということです。

この記事では、元警察官の視点から、参列するご家族が恥をかかないためのマナーや、入校後の生活がどのように変化するのかを詳しく解説します。

寄り道キャリアデザインという言葉の通り、人生の大きな転換期に立つ皆様の不安を解消し、自信を持って当日を迎えられるようお手伝いさせていただきます。

当記事のポイント
  • 警察学校の入校式に参列する父親と母親が守るべき厳格なドレスコード
  • 式典当日の具体的なタイムスケジュールと写真撮影における禁止事項
  • 大卒(A区分)と高卒(B区分)で異なる教育期間やキャリアパスのリアル
  • 入校直後の厳しい全寮制生活と家族が知っておくべき連絡制限の実態
目次

警察学校の入校式に参列する家族が知るべき基本マナー

警察学校の入校式は、大学や専門学校の入学式とは全くの別物です。

入校生はすでに給与を受け取っている地方公務員であり、その式典は国家公安委員会規則等に基づいた極めて厳粛な場となります。

参列する家族に求められるのは、個性の主張ではなく、組織の規律に対する深い理解と敬意です。私の経験上、教官たちは学生だけでなく、その家族の振る舞いも静かに見守っています。

ここでは、警察官の家族としてふさわしい立ち居振る舞いの基本を、元警察官の立場から掘り下げてお伝えします。

父親の服装は威厳のあるスーツスタイルが基本

父親の服装は威厳のあるスーツスタイルが基本
父親の服装は威厳のあるスーツスタイルが基本

父親の服装において最も意識すべきキーワードは、信頼感と威厳です。

警察組織は階級社会であり、礼節を極めて重視します。

そのため、父親が着用するスーツは、ビジネスの場でも通用するダークカラーのスーツが鉄則となります。特におすすめしたいのが、ダークネイビーやチャコールグレーのスリーピーススーツです。

ベストがあることで、式典の途中でジャケットのボタンを外した際も、だらしなく見えることがありません。これは機動隊などの式典で幹部がピシッと制服を着こなしているのと同じような、整った美しさを演出してくれます。

また、Vゾーンの構成にも気を配りましょう。シャツは白無地が絶対の正解です。

4月の入校式であれば、桜の季節に合わせた淡いピンクやサックスブルーのネクタイで祝意を表すのが粋ですね。逆に、派手なストライプやキャラクター柄、光沢が強すぎるネクタイは、厳粛な空気感を壊してしまう可能性があるため避けるのが賢明です。

父親のネクタイの選び方
父親のネクタイの選び方

警察官は髪型にも厳しいルールがありますが、実は参列するご家族の清潔感も意外と見られています。当日までに髪を整えておくことも忘れないでください。

髪型については、警察官はパーマOK?面接や警察学校での髪型ルールを元警察官が解説という記事で詳しく触れていますが、組織の規律を知る上でも参考になるはずです。

母親の服装はネイビーを選び上品な印象を与える

母親の服装と持ち物
母親の服装と持ち物

母親の装いに関しては、セミフォーマル(準礼装)を基準に考えます。

カラーバリエーションが豊富な入学式とは異なり、警察学校ではネイビー(濃紺)が圧倒的に支持されます。

これは、警察官の冬服や制服の多くが紺系統であることとも関係しており、会場全体に統一感と落ち着きをもたらすからです。ワンピースにジャケットを羽織るスタイルや、上品なツイード素材のスーツが良いでしょう。

スカートの丈は膝が隠れる程度を意識し、露出を控えることが警察組織という保守的な場に馴染むコツです。女性警察官を目指すお子様をお持ちの方は、特にこのあたりのバランスに気を配られている印象がありますね。

警察組織における女性の活躍や、入校後の生活については警察官になるには女子はどうすべき?試験対策と合格後のリアルでも詳しく紹介していますが、まずは母親自身が警察官の家族としての第一歩を、品格ある装いで踏み出すことが大切です。

母親が胸元に飾るコサージュの素材と選び方のマナー

母親のコサージュ素材のマナー
母親のコサージュ素材のマナー

ネイビーのスーツは少し地味になりがちですので、コサージュで華やかさを添えるのは素晴らしいことです。

ただし、コサージュの素材には注意が必要です。警察学校の式典にふさわしいのは、シルク、オーガンジー、レースなどの高級感がある素材です。

反対に、フェルト、綿(コットン)、麻といった素材はカジュアルすぎて、式典の格式には適しません。ハンドメイド感の強すぎるものも、避けたほうが無難でしょう。

装着する位置は、左側の鎖骨付近が一般的です。

視線を高い位置に集めることで、顔まわりを明るく見せる効果があります。

もしコサージュに抵抗がある場合は、パールのブローチやシンプルな一連のパールネックレスでも十分に祝意を表現できます。派手なアクセサリーは控え、引き算の美学を意識することが、警察官の家族としての正解と言えます。

忘れ物に注意したい家族の持ち物とスリッパの準備

校直後の連絡制限と手紙の価値
校直後の連絡制限と手紙の価値

当日、意外と盲点になるのが足元です。式典会場となる警察学校の講堂や武道場は、土足厳禁であることがほとんどです。

学校側で茶色のビニールスリッパを用意していることもありますが、せっかくのフォーマルな装いが台無しになってしまうこともあります。

そのため、黒やネイビーのフォーマル用携帯スリッパを持参することをおすすめします。

また、当日は入校生が書いた最初の手紙や資料、記念品などが渡されることがあります。

これらをスマートに持ち帰るために、A4サイズが入るフォーマルなサブバッグ(サテン生地など)を用意しておくと便利です。

警察学校の設備は、時として非常に質素で武骨なものです。

冬や春先は足元から冷えることも多いため、母親の方は予備のストッキングだけでなく、目立たない程度の防寒対策も検討しておくと安心ですね。

当日の流れや駐車場利用に関する事前のチェック

警察学校の入校式は、時間管理が徹底されています。1分の遅刻も許されない空気があるため、余裕を持って到着するようにしてください。

車で来場される場合は、駐車場の有無を案内状で必ず確認しましょう。

多くの学校では敷地内に駐車スペースを確保してくれますが、

場所が指定されていることもあります。勝手に指定外の場所に停めることは、これから指導を受けるお子様の立場を悪くすることにも繋がりかねません。

【来場時の厳守事項】
  • 指定された受付時間を1秒でも過ぎないよう行動する
  • 学校付近の路上停車や商業施設への無断駐車は絶対に避ける
  • 校門を入る際は、立哨(門番)の学生や職員に会釈をする

私が現役だった頃も、家族の振る舞い一つで、その学生の家庭環境が垣間見えると教官たちが話していたのを覚えています。

警察官の家族になるということは、周囲からの目も変わるということです。まずはルールを守る姿勢を背中で見せてあげてください。

警察学校の入校式を終えた家族が迎える今後の生活と流れ

典後の家族との歓談と今後の生活
典後の家族との歓談と今後の生活

式典が終わると、家族は帰路につき、学生たちはそのまま寮生活へと戻ります。

ここからが、本当の意味での警察人生のスタートです。家族が最も不安に感じる、入校後のスケジュールや連絡方法、そしてキャリアの進み方について、元警察官の経験を交えて具体的に解説します。

式典中の写真撮影や終了後の歓談時間のルール

式典本番中は、写真撮影が制限されていることが多いです。特に三脚を立てて本格的に撮影したり、席を立って移動したりすることは厳禁です。

近年のセキュリティ意識の高まりにより、SNSへの投稿を禁止する旨のアナウンスがある場合も多いので、スマートフォンの扱いは慎重にしてください。一方で、式典終了後には家族との歓談タイムが設けられることが一般的です。

この数十分間が、これから始まる厳しい訓練生活を前に、親子で会話できる貴重な時間となります。

このとき、お子様は緊張した面持ちかもしれませんが、ぜひ優しく声をかけてあげてください。

警察学校の厳しさは並大抵ではなく、多くの学生がこの最初の数週間で大きな心理的壁にぶつかります。

そのあたりの実態については、警察学校は厳しい?元警察官が実態と合格のための対策を徹底解説という記事で詳しく書いていますが、家族の応援こそが最大の支えになります。

写真は指定された場所で、節度を持って撮影するようにしましょう。

警察学校限定グッズや売店で買えるお土産の魅力

警察学校内には生活用品を販売する売店があり、入校式の日は家族も利用できることがあります。

ここでは、一般のショップでは手に入らない警察学校オリジナルグッズを見つけることができます。

校章が入ったシャープペンシルや、警察のマークが焼印されたお菓子などは、親戚への報告用として人気があります。ただし、これらはあくまで記念品です。派

手なグッズを大量に買い込む姿は、場所柄少し目立ってしまうかもしれませんので、常識の範囲内で楽しむのが良いでしょう。

A区分とB区分で大きく異なる入校期間の長さ

警察官には、学歴によってA区分(主に大卒)と B区分(主に高卒)という採用枠があります。

これによって警察学校の在校期間が大きく変わることはご存知でしょうか。大卒程度は6ヶ月、高卒程度は10ヶ月というのが一般的な流れです。これには教育カリキュラムの違いが反映されています。

高卒で警察官を目指す場合のメリットや、逆に直面する課題については、こちらの記事も参考になります。

警察官に高卒でなるデメリットは?給与格差や出世の壁、転職の現実を読んでおくと、将来的なキャリアプランが見えてくるはずです。

スクロールできます
教育フェーズA区分(大卒程度)B区分(高卒程度)家族への影響
初任科(学校)約6ヶ月約10ヶ月最も連絡が取りにくい全寮制期間
職場実習(現場)約3ヶ月約3ヶ月警察署の寮に移り、不規則な生活に
初任補修科(学校)約2ヶ月約3ヶ月再び学校へ戻るため、再び制限が生じる

この表にある通り、一度卒業してもまた学校に戻る期間があります。家族としては、やっと戻ってきたと思ったのにまた離れ離れになるという感覚になるかもしれません。

しかし、このサンドイッチ方式の教育こそが、現場に強い警察官を育てるための仕組みなのです。

最初の1ヶ月に覚悟すべき連絡頻度やスマホの制限

入校直後の連絡制限と手紙の価値
入校直後の連絡制限と手紙の価値

入校式を終えてからの1ヶ月間は、家族にとって最も連絡が取れない時期になります。

警察学校ではスマートフォンの利用に厳しいルールがあり、自由時間に数分だけ許可されるといった制限が一般的です。

SNSの更新も基本的にはできません。また、最初の数週間は外出や外泊も一切禁止されます。

連絡が途絶えるのは、本人が必死に訓練についていこうとしている証拠です。決して事件に巻き込まれたり、忘れられたりしているわけではないので安心してください。

【家族からのサポート方法】
電話が繋がらないときは、手紙(手書きの封書)が非常に喜ばれます。寮生活の中で、家族からの温かいメッセージは、厳しい教官の指導に耐えるための心の安定剤になります。ただし、目立つ装飾の封筒などは避けてあげてくださいね。

現場実習後の再入校という特殊な教育システムの詳細

現場実習後の再入校(初任補修科)
現場実習後の再入校(初任補修科)

多くの家族が驚くのが、一度警察学校を卒業して警察署に配属された後、数ヶ月後にまた警察学校へ戻る「再入校」というステップです。

これは専門用語で「初任補修科」と呼ばれます。

現場で実際に事件や事故を扱い、警察官としての自分の未熟さを痛感したタイミングで、もう一度基礎を固めるために行われます。

この時期になると、学生たちも少し逞しくなっており、入校式のときのような幼さは消えているはずです。

ちなみに、都道府県によって警察学校の雰囲気が少しゆるい、あるいは非常に厳しいといった差があるのも事実です。

興味がある方は警察学校がゆるい県はどこ?元警察官が教える実態と選び方という記事もチェックしてみてください。しかし、どの県であっても、入校式で見せる覚悟の重さは共通しています。

警察学校の入校式で家族が感じる誇りと今後の支え

最後になりますが、警察学校の入校式で家族が立ち会うという経験は、警察官本人の記憶に深く刻まれます。

宣誓書を読み上げる凛々しい姿は、これまでの子育ての苦労が報われる瞬間でもあるでしょう。警察官の仕事は、これから先、危険や困難が常に付きまといます。

だからこそ、入校式という原点にご家族が立ち会い、その覚悟を共有することが大切なのです。

私自身、刑事課で泥臭い捜査に明け暮れていたときも、機動隊で過酷な訓練に耐えていたときも、根底にあったのは家族の支えでした。入校式はそのサポートが始まる記念すべき日です。

服装やマナーに気を配ることは、お子様への最大の敬意となります。当日、素晴らしい式典になることを心から願っております。

K

なお、各都道府県警察によって細かなルールが異なる場合がありますので、必ず事前に配布される公式の資料を確認してください。

何かわからないことがあれば、寄り道キャリアデザインの運営者として、いつでも応援しています。

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この記事を書いた人

寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と転職回数5回と多くの職を転々としてきました。転職のときの私の「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

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