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交番の勤務はシフト制なの?元警察官が三交代制の実態を徹底解説!

交番 勤務 シフト
K
寄り道キャリアデザインの編集者
寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と多くの職を転々としてきました。キャリアの「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

こんにちは。速報BASEBALLの運営者のKです。

街の平和を支える警察官の姿は頼もしいものですが、その裏側でどのようなスケジュールで動いているのか気になりますよね。

特に交番での勤務は24時間の警戒態勢が求められるため、一般的な会社員とは全く異なるリズムで生活しています。

多くの地域で採用されている三交代制は、当番の日に24時間働くという非常にハードなもので、その後の非番や休みをどのように使って体調を整えるかが重要になります。

これから警察官を目指す方や、身近な人がこの仕事に就いている方にとって、交番の勤務やシフトの実態、さらには労働時間や仮眠時間の確保がどうなっているのかは避けて通れない疑問ではないでしょうか。

この記事では、私が調べた現場のリアルな仕組みについて、分かりやすくお伝えしていきます。

当記事のポイント
  • 三交代制における24時間当番の具体的な流れと拘束時間
  • 当番明けの非番や休みをどう過ごして体調管理をするか
  • 警視庁の四交代制と地方警察の三交代制の決定的な違い
  • 最近導入が進んでいる週休3日制など警察の働き方改革
K

私は2年ほど警察官として働いていました。

交番勤務はとにかく非番の過ごし方が重要です。この日にしっかりと身体を休めないとドンドン身体が追い込まれていきます。

あくまでも個人の意見なので参考程度でお願いします。


目次

交番の勤務シフトにおける三交代制の実態

交番の勤務シフトにおける三交代制の実態
交番の勤務シフトにおける三交代制の実態

地域警察の根幹を支える三交代制。

まずはその基本的な仕組みと、1日の流れがどれほど濃密なものなのかを詳しく見ていきましょう。

警察官の過酷な勤務サイクルと当番の役割

地方警察において最も標準的なのが三交代制です。これは職員を3つの班に分け、ローテーションさせる仕組みですが、その核となるのが「当番」です。

当番とは、朝から翌朝までの24時間連続勤務を指します。

法的な根拠としては、地方公務員法第24条などの規定に基づき、各都道府県の条例で定められています。この24時間は、単にその場にいるだけではなく、常に「実働待機」の状態でなければなりません。

たとえ休憩中であっても、110番通報が入れば即座に出動する義務があるため、精神的な緊張感は相当なものです。

また、交番勤務が何年続くのか、どのようなキャリアを歩むのかについても気になる方は多いでしょう。詳細については、交番の勤務は何年続くのかを解説した記事も参考にしてみてください。

当番から非番や休みへ続く三交代制の流れ

三交代制の基本は「当番・非番・休み(週休)」の3日間を1サイクルとして繰り返すことです。この流れを把握することが、警察官のライフスタイルを理解する第一歩になります。

三交代制の標準的なサイクル
  • 1日目:当番(09:00 〜 翌09:00)24時間勤務
  • 2日目:非番(09:00 〜 終日)勤務明けの休息
  • 3日目:休み(終日)完全な休日(週休日)

ここで重要なのは「非番」は休みではないということです。

あくまで24時間働いた後の休息時間であり、書類作成が長引けばお昼過ぎまで仕事が終わらないことも珍しくありません。

実質的に、心から休めるのは3日目の「休み」だけという感覚になる人も多いようです。

交番での24時間勤務における具体的なスケジュール

実際の24時間がどのようなスケジュールで進むのか、時系列で表にまとめました。一見すると休憩があるように見えますが、事案が発生すれば全て中断されます。

時間帯業務内容備考
08:30 – 09:30警察署・交番での引き継ぎ装備品点検や重要情報の共有
09:30 – 12:00巡回連絡、書類整理地域住民への訪問活動など
12:00 – 13:00昼食・休憩(交代制)通報があれば即中断
13:00 – 17:00立ち番、パトロール、交通取締り事案が発生しやすい時間帯
17:00 – 02:00夜間警戒、事件・事故対応夕食休憩を挟みつつ活動
02:00 – 07:00仮眠・休憩(交代制)無線機を携行しての仮眠
07:00 – 09:00通学路監視、清掃、引き継ぎ最後のラストスパート

深夜の仮眠時間と事件対応への即応態勢

深夜の仮眠時間と事件対応への即応態勢
深夜の仮眠時間と事件対応への即応態勢

深夜帯に設定されている仮眠時間は、警察官にとって最も過酷な時間かもしれません。寝るというよりは「横になって待機する」という表現が正しいです。

仮眠中の過酷な現実
  • 無線機は最大音量で枕元に置く
  • 事件・事故が発生すれば即座に現場へ急行
  • 冬場の深夜出動は急激な体温変化が伴う
  • 仮眠が全く取れない「完徹」の日もある

このように、常にアドレナリンが出ている状態なので、仮眠時間が終わっても脳が冴えてしまい、かえって疲労を感じることも多いようです。

K

事案が発生しない稀な夜もあるので、交番や署によって全然異なります。

交代制勤務を支える給料や特殊な手当の内訳

過酷なシフトをこなす見返りとして、給料面でのインセンティブはしっかりしています。基本給に加え、実態に合わせた手当が加算されます。

具体的には、夜間勤務に対する深夜勤務手当や、泊まり1回ごとに支給される当直手当などがあります。これらは一般の行政職にはない警察官特有の上乗せですね。

なお、警察学校時代から給料は支払われますが、その実態については警察学校の期間や給料を解説した記事で詳しく触れられています。

主な手当の例
  • 深夜勤務手当(22時〜翌5時の割増賃金)
  • 当直手当(泊まり勤務1回につき定額支給)
  • 超過勤務手当(事件対応等で延長した場合)

質の高い睡眠を確保するための非番の過ごし方

質の高い睡眠を確保するための非番の過ごし方
質の高い睡眠を確保するための非番の過ごし方

不規則な生活で健康を維持するには、非番の過ごし方が鍵となります。長く続けている警察官ほど、自分なりのルーチンを持っているものです。

特に重要なのは、非番の日に「寝すぎないこと」だと言われています。

お昼までしっかり寝た後、午後は軽く太陽の光を浴びて活動することで、その日の夜に再びしっかり眠ることができ、翌日の休みの質が上がるからです。遮光カーテンや耳栓を使って、日中の睡眠環境を整えるのも非常に効果的ですね。


交番の勤務シフトが抱える課題と今後の展望

交番の勤務シフトが抱える課題と今後の展望
交番の勤務シフトが抱える課題と今後の展望

三交代制の負担を軽減するため、警察組織でも働き方改革が進んでいます。

特に大都市と地方では、交番勤務の実態は全く異なります。

警視庁が導入する四交代制と地方警察の違い

東京都を管轄する警視庁では、全国で唯一、全面的に四交代制を導入しています。これは3つではなく4つの班でローテーションを組む仕組みです。

四交代制では一度の当直時間が約19時間に短縮されており、三交代制の24時間勤務に比べて肉体的な疲労が溜まりにくいというメリットがあります。また、

日勤の回数が増えるため、生活リズムが一定になりやすいのも特徴です。地方でも導入が待たれますが、実現には多くの人員が必要になるため、まだ時間がかかるかもしれません。

夜間実働率を高める四交代制のメリット

四交代制は職員の負担を減らすだけでなく、治安維持の質も向上させます。三交代制に比べて、夜間に実働できる人数を効率的に配置できるからです。

スクロールできます
比較項目三交代制四交代制
1回の拘束時間24時間19時間
夜間実働率(目安)約50%約71%
夜間勤務の頻度3日に1度4日に1度

夜間に多くの警察官が活動できることで、職務質問やパトロールの密度が上がり、結果として犯罪抑止に繋がっているという見方もあります。

育児支援制度や女性警察官の働きやすさ

近年、女性警察官の活躍の場が広がるにつれ、交代制勤務の中でも育児を両立できる制度が整ってきました。

育休明けの職員が深夜勤務を免除される仕組みなどは、今や当たり前になりつつあります。

また、警察学校入校時から女性特有のルールやキャリア形成について考える機会も増えています。警察学校の女子の髪型ルールなども含め、事前の心構えがあれば、現場に出てからのギャップも少なくなるでしょう。

宮城県などで始まる選択的週休3日制の可能性

さらに新しい試みとして、宮城県警などで「選択的週休3日制」の導入検討が始まっています。これは1日の勤務時間を延ばす代わりに、休日の総数を増やすという画期的な仕組みです。

警察という24時間体制が不可欠な組織でどこまで浸透するかは未知数ですが、多様な働き方を認めることで、優秀な人材の確保に繋がることが期待されています。

プライベートを大切にしたい現代のニーズに応える大きな一歩と言えますね。

元警察官が考える交番の勤務シフトのまとめ

元警察官が考える交番の勤務シフトのまとめ
元警察官が考える交番の勤務シフトのまとめ

ここまで交番の勤務形態について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

日本の安全を守る警察官は、特殊で過酷なリズムの中で日々奮闘しています。

三交代制の24時間勤務は決して楽なものではありませんが、その分、当番明けの非番や休みを有効に使うことで、メリハリのある生活を送っている方もたくさんいます。

大切なのは、この不規則な環境を自分の体質に合わせていかにコントロールできるかです。

数値データなどはあくまで一般的な目安ですので、正確な情報は各都道府県警察の公式サイトなどで必ずご確認ください。

最終的な判断は専門家に相談したり、説明会などで現役の方の話を聞いたりして、自分に合うかどうかをじっくり検討してみてくださいね。

治安維持という尊い仕事を目指す皆さんの力に、少しでもなれれば幸いです。

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寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と転職回数5回と多くの職を転々としてきました。転職のときの私の「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

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