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交番の勤務は何年?元警察官が教える異動の周期と仕事の道のり

交番 勤務 何年
K
寄り道キャリアデザインの編集者
寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と多くの職を転々としてきました。キャリアの「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

こんにちは。寄り道キャリアデザインの運営者です。

警察官の仕事替えを考えている方や、現場で汗を流す若い方々にとって、交番の勤務は何年ほど続くのかという疑問は、将来の道筋を描く上でとても大きな関心事ですよね。

寄り道キャリアデザインでは、警察官の第二の人生を支える知恵をお伝えしていますが、書き手である私も元警察官として地域の現場を二年間ほど歩んできました。

この記事では、私の実体験やこれまでの記録をもとに、最初の配属から専門の係への移り変わり、およびその先の可能性について分かりやすくお伝えします。

巷の噂に惑わされず、この記事を読み終える頃には、ぼんやりしていた将来の流れがはっきりと見えてくるはずですよ。

当記事のポイント
  • 警察学校を終えて独り立ちするまでの正確な月日
  • 地域ごとに違う異動の目安と時期が決まる仕組み
  • 刑事や交通といった専門の係へ進める好機
  • 現場で身につけた力を将来の仕事にどう繋げるか
K

元警察官の記事になりますので、信頼性は担保できるのではないかと思います。但し、どれも10年前の情報になりますので、一次情報を見て判断してください。

目次

交番の勤務は何年続くのか初期の配属と異動の仕組み

交番の勤務は何年続くのか初期の配属と異動の仕組み
交番の勤務は何年続くのか初期の配属と異動の仕組み

警察官としての第一歩は、誰もが地域の交番から始まります。

まずは、採用された枠組みによって違う学びの期間や、組織として決まっている標準的な異動の決まりごとについて、全体像を眺めていきましょう。

警察学校卒業から独り立ちまでの教育期間の差

警察学校を出たからといって、すぐに一人で街の平和を守るわけではありません。実は、人前の警察官として認められるまでには、かなり長い育成の月日が設けられているんです。

この間は初任教養と呼ばれ、書類の書き方から現場での振る舞いまでを段階を追って学びます。大学を卒業した人とそれ以外の人では、この教えを受ける期間に違いがあるのが大きな特徴ですね。

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学びと実習の段階大学卒業者大学卒業以外
初任科(警察学校)六か月十か月
職場実習(警察署)三か月三か月
初任補修科(警察学校)二か月三か月
実戦実習(警察署)四か月五か月
合計の期間約十五か月約二十一か月

このように、大学卒業なら約一年三か月、高校卒業などなら約一年九か月もの間、教えを受けながら働くことになります。

この間は指導役の先輩が付くため、本当の意味で自分一人の判断で動くようになるのは、その後からということになりますね。

大卒と高卒で異なる現場実習と初期配属の仕組み

大卒と高卒で異なる現場実習と初期配属の仕組み
大卒と高卒で異なる現場実習と初期配属の仕組み

現場での実習中も、基本的には交番に置かれます。指導部長と呼ばれる熟練の先輩と二人一組になり、事件や事故の対応、道案内などを実際に経験しながら学んでいくやり方です。

ここで興味深いのが、大学卒業か否かで現場に出る時期が半年近く違うことです。

大学を卒業した人は早く現場に出て、組織をまとめる立場へ進む速さを重視されているのに対し、高校を卒業した人などはじっくりと時間をかけて現場の基礎を叩き込まれる傾向にあります。

どちらが良いというわけではなく、組織としての役割の分担がこの段階から始まっていると言えるかもしれません。

なお、これらの期間の設定は地域によって細かく調整されることもあるため、正確な情報は各都道府県警察の公式な場をご確認くださいね。

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最初の指導員は肝です。私は素晴らしい人が上司となり、毎日充実した現場研修を送っていました。

全国的な警察官の異動周期は三年から五年

さて、一番気になる交番の勤務は何年かという問いですが、一般的な目安は三年から五年ほどと言われています。これは、特定の地域や業者との癒着を防ぎ、職員に色々な経験を積ませるという人事の管理上のまっとうな理由があるからです。

ただし、これはあくまで平均の数字です。実際には、後ほどお話しする試験の結果や、本人の希望、組織の欠員状況によって大きく変わります。早い人なら三年経たずに本部へ呼ばれますし、逆に十年近く同じ警察署の地域課に籍を置く熟練の方もいらっしゃいます。

徳島県や鹿児島県警察に見る地域別の異動傾向

異動の周期は、実は各地の警察本部の方針によっても色が出ます。

例えば、徳島県のように二年から三年という短い間隔で異動を回すところもあれば、鹿児島県のように概ね三年から四年を一つの基準としている地域もあります。

規模の小さな県だと顔ぶれが固まりやすいため、不祥事を防ぐために回る速さが早まることもあるようです。

自分が所属する、あるいは目指す場所がどのような周期になっているかは、先輩への相談や説明会などでそれとなく聞いてみるのが一番かもしれません。

最初の昇任試験に向けた受験資格と必要な年数

最初の昇任試験に向けた受験資格と必要な年数
最初の昇任試験に向けた受験資格と必要な年数

交番勤務から一歩先へ進む、あるいは仕事の格を上げるための最も確実な道は、試験に受かることです。巡査から巡査部長に上がるための試験には、受ける資格が得られるまでの最低限の年数が決まっています。

  • 大学卒業者:採用からおよそ二年で受験ができる
  • 大学卒業以外:採用からおよそ四年で受験ができる

この試験に受かると、多くの場合で職場が変わります。

つまり、最短で仕事の道を進みたい大学卒業の方なら、三年目には巡査部長として新しい場所へ移っていくという流れが一般的ですね。勉強は大変ですが、環境を変える大きな機会になります。


交番の勤務を何年経験すれば希望の部署へ行けるか

多くの若い警察官が、いつかは刑事になりたい、あるいは白い大型二輪に乗りたいという夢を持っていますよね。

交番での働きは、そうした専門の係へ進むための選考の期間としての側面も持っています。

刑事課などの専門部署へ異動するための選考基準

専門の係へ行くためには、単に年数が過ぎるのを待るだけでは足りません。基本的には、交番での仕事の成果が評価の対象となります。

具体的には、職務質問による検挙の数、書類の正確さと速さ、および周りとの意思疎通の力などが細かく見られます。大学卒業なら二年以上、高校卒業なら四年以上の実務を重ねた上で、署長の推挙をもらい、さらに専門の試験や学びを乗り越える必要があります。

刑事への道筋

まずは地域課で刑事の卵としての実績を作り、捜査の実習などを経て配属されるのが王道です。熱い思いだけでなく、地道な事務仕事への適性もかなり見られます。

三交替制による二十四時間勤務と精神的負荷の実態

三交替制による二十四時間勤務と精神的負荷の実態
三交替制による二十四時間勤務と精神的負荷の実態

交番の勤務を何年続けるかを気にする理由の一つに、過酷な働き方があるはずです。多くの警察署では、当番(二十四時間働く)から非番(明けの日)、および休みという三日間の繰り返しを採用しています。

当番の日は、朝から翌朝まで縛られます。仮眠の時間は決まっていますが、大きな事件が起きれば当然休めません。

この不規則な生活が二年、三年と続くと、体や心の疲れが溜まり、早く日中の仕事へ移りたいと願うようになるのは、ある意味で当たり前のことかもしれません。

この時期をいかに健やかに乗り切るか、長く続けるための肝心なところですね。

公安職ならではの給与体系と特殊勤務手当の額

厳しい仕事の反面、お金の面は非常にしっかりしています。警察官は公安職という区分で、一般的な役所の職員などの一般職よりも給料の基準が一割ほど高く設定されています。

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階級四十代の推定年収案主な特徴
巡査部長六百万円から八百万円現場の主軸、残業代が安定して出る
警部補七百万円から九百万円係の責任者、役職の手当が加わる

また、交番勤務には当番手当や深夜の手当がつくため、若手のうちから同じ年代の民間勤めの人よりも多く受け取れる傾向にあります。生活を支えるため、というのも立派なやる気の源になるかなと思います。

若手警察官の離職理由に見る組織体質と環境

残念ながら、交番の勤務を何年も全うできずに職を辞める方も少なくありません。その背景には、警察特有の上下関係の厳しさや、私生活での窮屈さ(出かける際の届け出など)があります。

よくある離職の理由:
  • 上司や先輩との人間関係の悩み
  • 二十四時間勤務による体調の乱れ
  • 凄惨な現場を目の当たりにすることによる心の負担
  • 常に誰かに見られていると感じる組織の空気

こうした悩みは、真面目な人ほど一人で抱え込みがちです。もし今、心が折れそうになっているのなら、まずは信頼できる人やその道の専門家にご相談くださいね。

民間の市場で評価される警察官の強みと技能

もし警察を去る決断をしたとしても、交番で数年間働いた経験は決して無駄にはなりません。警察官として培った規律を守る心、粘り強さ、法律の考え方、および何より危機を管理する力は、民間の仕事でも高く評価されることがあります。

例えば、企業の守りを固める部門や、物流や警備の責任者、あるいは法律を扱う行政書士などの道もあります。私自身も、警察官時代の経験が今の仕事の土台になっていると感じることが多々ありますよ。警察官からの仕事替えに興味がある方は、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてくださいね。

警察官からの転職は難しい?成功させるための要点とおすすめの転身先

交番の勤務を何年経験すべきか元警察官の結論

交番の勤務を何年経験すべきか元警察官の結論
交番の勤務を何年経験すべきか元警察官の結論

最後にまとめとして、交番の勤務は何年経験すべきかという私の考えをお伝えします。結論から言うと、これからの道のりを広げたいのであれば、まずは三年間を一区切りにするのが良いかなと思います。

三年あれば、大抵の事件や事故の最初の対応は一人でこなせるようになりますし、試験を受ける資格も得られます。また、別の仕事を探す際も、三年間続けたという事実は、周りから見て大きな信頼に繋がります。

もちろん、どうしても辛い時は無理をせず、自分の心と体の声を一番に考えてください。警察組織も今、少しずつですが色々な働き方を認める方向に変わりつつあります。

どのような道を選ぶにせよ、交番という最前線で一生懸命に誰かのために動いた日々は、あなたの人生において間違いなく価値のある宝物になります。

最後の大事な判断は、ご自身の人生の計画に合わせて慎重に行い、必要であれば信頼できる相談相手に話を聞いてもらいながら進めてくださいね。あなたのこれからの歩みを応援しています!

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この記事を書いた人

寄り道キャリアデザイン編集者の「K」です。私は公務員(警察官)→福祉施設→外資IT→地元のマーケティング職→ECサイトのサイト運営責任者と転職回数5回と多くの職を転々としてきました。転職のときの私の「もがき」と「喜び」を皆様にお伝えいたします。

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